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競馬依存症の頃の自分

予め買うレースを決めている人はどのくらいいるでしょうか?ほとんどの人は、たいした予想もせず競馬場またはウインズについてから、ダラダラと競馬新聞を眺めながら、馬券を買い続けている人は結構多いのではないでしょうか?

週末を待ち焦がれ競馬エイトを買い、意気揚々と競馬場またはウインズに足取りも軽く向かう。今週こそは大穴を当てて大儲けするぞ!と意気込んだのも束の間、最初のレースで負け、次もその次も負けの連続。よし次のメインレースで、前から狙っていた本命馬に、今まで負けた分を全て取り返すぞと大枚をぶち込み、見事にコッパ微塵。落込む間も無く、まだ最終レースがある、今度こそ本当に負けた分を取り返すぞ!と自信満々に、最終12レースに有り金全部投入するも即死!直後に深い後悔と罪悪感に苛まれることになり、魂が抜け抜け殻のようになって死んだ魚のような目をして帰路に着くのでした。ここまで聞くとその素晴らしいクズっぷりに感動して涙が出そうです。ここまでのクズのエリートはなかなかいないと思いますが、まさしく過去の僕の事です、クズの中のクズという感じでした。今思うと、目先の利益の事しか考えておらず、いかに簡単に楽をしてお金を稼ぐか、まさしくクズならではの思考回路でした。今週はいくら儲けよう、という舐めきった浅い考えで競馬をしていました。この頃の僕は、本気で稼げると考えており、資金管理とか、収支を長期的に見るとか、レースを厳選するなど、全く眼中にありませんでした。ただその日儲かればいい、という短絡的な考えでした。たまに儲けが出ても全て溶かしてしまい、毎週コテンパンにやられてもうこりごりだと思って落ち込んで帰路に着くも、何の反省もせずに次の週末には、ニヤニヤしながらコンビニで競馬エイトを買ってウインズ後楽園に意気揚々と向かっている自分がいる。毎週毎週今日こそは絶対に勝つと意気込んで、見事に玉砕され肩を落として帰ってくる、その繰り返し、ただただ目の前の快楽に溺れていた、確かに毎週競馬をしていた時は至福のひと時で、ただその行為が心地よかった、楽しかった、やめられなかった!人間は目の前の快楽にいかに無力なものか身をもって感じました。

これは僕が競馬を始めた頃の初期の様子です。今の僕からすると過去の自分に殺意すら感じます。これだけやっても競馬を辞めない自分は、相当いかれてると思うと同時に、むしろ才能だと思います。今は、自分なりのロジックがありルールもあり、それを忠実に守り日々研究分析を繰り返し試行錯誤しながら毎日奮闘中です。

ABOUT ME
宮田 まさはる
僕は、オッズ競馬に人生を賭けています。競馬を始めて十年ぐらいです。馬券収入だけで生活していけるように、日々悪戦苦闘しています。長いことブラック企業に勤めていました。そんな生活に嫌気がさし、いかに人生を差し切り、馬券師として生きていく事を覚悟して日々試行錯誤しています。これから皆様に貢献できる情報を、発信していきます。
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